ジャーマンアイリス、植え替え時期に要注意‼︎【栽培のコツ】


ジャーマンアイリスとは。
目次
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ヨーロッパから中近東に分布する
様々なアヤメ類が、かけ合わさってできた
園芸品種です。

咲き終わったら、花茎の付け根からカット
①日常の手入れ
花が枯れてきたら、
花がらをこまめに摘み取って下さい。
花が一通り咲き終わったら、それ以上その花茎から
花を付けることはありませんので、
花茎の根元から切り落とします。


そのまま花がら、花茎をつけたままにしておくと
タネができてしまい、栄養がとられて
株全体が消耗してしまいます。
日当たりの良い場所を好む植物
②日当たり、置き場所
ジャーマンアイリスは、
日当たりの良い場所を好みますので、
よく日の当たる場所で育てて下さい。


乾燥気味の土壌を好みます。
鉢植えは、雨の当たらない場所で育てて下さい。
肥料と共に骨粉を与える【成分にリン酸分が多い物】
③水やり、肥料
ジャーマンアイリスは、乾燥気味を好む植物ですので、
鉢植えの場合は土の表面が乾いてから
たっぷりと水を与えて下さい。


庭植えにしているものは、
極端に乾燥する時を除いて、
水を与えなくてもよくそだちます。
逆に加湿で腐らせないように注意しましょう。
肥料は3月と6月に
ゆっくりと効くタイプの化成肥料と
骨粉を株元にあたえます。
その際注意したいのは、窒素分の多い肥料を与えると、
葉がひょろひょろに茂って病気にかかりやすい株になる、
ということです。
全く窒素がゼロではいけないのですが、
できればリン酸分の多い肥料を選んで
与えましょう。
ちなみに骨粉を同時に与えるのは
リン酸分が多く含まれているからです。

酸性の土を中和するには石灰を混ぜる【弱アルカリ性に】
④用土
ジャーマンアイリスは
水はけが良くて有機質の土を好みます。


赤玉土(小粒)5:腐葉土5の割合で
混ぜた土を使用します。
水はけの余り良くない土に植えつけるときは、
土を山だがに盛ってその上に植えつける
「高うね植え」が適しています。
土を山だがにすることによって
水が溜まりにくくなり、水はけがよくなります。
弱アルカリ性の土を好むので、
植える場所には、数日前に石灰を混ぜ込んで
酸性を中和しておきます。
高温多湿を避けて植え替えを【腐敗病を防ぐ】
⑤植え替え、植え付け
地植えは3〜4年に1回、
株分けも兼ねて植え替えを行います。


植えっぱなしでも良く育ちます。
しかし長期間同じ場所で育てていると、
根茎が重なり合い過密になって枯れ込んだり
腐ることがあります。
植え替えは秋が適期ですが、
花後すぐでも可能です。
高温多湿の時期に行うと、腐敗病にかかりやすいので
絶対に植え替えなど
根や茎を痛める作業をしてはいけません。

株分けは植え替えと同時期に
⑥増やし方
ジャーマンアイリスは
株分けで増やすことができます。
株分けは、植え替えと同時期に行います。
ひとつの株は芽が1〜3個付くように
良く切れるナイフで切り分けます。


その際、葉も半分くらいに
バッサリときりつめましょう。
葉を切りつめるのは、
葉から余分な水分が蒸発するのを防ぎ、
根がつきやすくするためです。
⑦まとめ
・高温多湿時期に植え替えや株分けなどの作業はしない。
・アルカリ土壌で良く育つので、石灰を土に混ぜ込む。
・乾燥気味を好むため、鉢植えの水のやり過ぎに注意する。

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